TODA KOHSUKE

日本の机 / 2016

飛騨木工連合会主催の飛騨の家具アワードへ出品した作品。
家具といえば洋家具が浮かぶ昨今において、堂々と「日本の家具」といえる家具を生み出したいと思っていた。本作は飛騨産業様の圧縮杉と曲木の技術を応用し、日本建築のような均衡を保つ日本文化を携えた一人用の座卓である。洋室においてはローテーブルともなる、世界も視野に入れた日本の家具。

家具コンペは基本的に椅子が受賞する場合が多い。後で知った話として、本作を最優秀にするか思案した後に、脚物家具が産地として有名ということから優秀賞となったらしい。しかしながら私個人としては、座卓という日本の家具が受賞したことに寧ろ驚いた。
実際に製作をして頂くにあたっては生産工程を考慮し少々変更を加えたとはいえ、流石は一流の家具メーカー。この形状をこの精度で仕上げる技術力にも驚き感銘を受けた。


デザイン・3Dレンダリング
戸田 光祐

製作・写真
飛騨産業株式会社

飛騨の家具アワード 優秀賞 受賞