日本のスプーン

2015|スプーン 木材
にほんでざいん展 出品作品

衣服にしても食器にしても家具にしても、買いに行こうとした際に浮かぶのが、洋服、洋食器、洋家具なのは何故だろう。

日々の生活の中で、そんな疑問が多く浮かぶようになっていました。大きな要因としては文明開化以降、急激に西洋文化が流入した影響で、当時国内にあったものを「和」、入ってきたものを「洋」として区別してしまったことがあげられます。ここに、デザインをする意義があるように思えました。

物で溢れる時代に、然るべきものづくりを。

デザイン・制作・撮影 戸田光祐