― 感覚のパズル ―

戸田光祐 TODA KOHSUKE|作品と製品|感覚のパズル SENSE PUZZLE
戸田光祐 TODA KOHSUKE|作品と製品|感覚のパズル SENSE PUZZLE

感覚のパズル|2014
「未来のくらしに続くデザイン」をテーマとした無印良品が主催する国際コンペへ出品した作品。 49カ国、4824点という応募数が無印良品という思想への共感の高さを物語っている。 先人の知恵に学び、現代の暮らしを観察し、この先10年、50年、100年と存在し続けるデザインを新しい角度から発見してください、というのがテーマとして設けられていたため、何が残るのか、あるいは残したいのかを模索した。

戸田光祐 TODA KOHSUKE|作品と製品|感覚のパズル SENSE PUZZLE 戸田光祐 TODA KOHSUKE|作品と製品|感覚のパズル SENSE PUZZLE

思考の末に残したい一つとして感覚、中でも特に指先の「手触り」に着目した。身の回りの工業製品の精度が向上しているためか、均一な面を生み出すことが容易となり、その影響で手に触れる多くがつるつるしている。人にやさしいと言えばそれまでだが、指先の感度、指先から得られる感触は、ものづくりを生業とする私にとってはとても大切な感覚であり、この大切な感受性を育めるような物を生み出したいと考えた。具体的には横に並ぶパズルを制作した。例えば「ざらざら」の場合、ざらざら0%、25%、50%、75%、100%といった具合に突起の量が変わり、その質感によってパズルを合わせていく。種類としては「ざらざら」「ふわふわ」「ごつごつ」といったオノマトペを想定した。目ではなく、指先で感じるパズル。


デザイン・制作・写真
戸田光祐

MUJI AWARD 04 審査員推薦 受賞